さとちんBLOG

具体例好き営業GMのブログ@美容業界・練馬情報

学生に対して美容業界について真面目に語った話

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【面接で熱く語りました】

美容に興味有る学生さんはとても多いです

 くんにちわ!

今回感動したことがあったので少し長文です。

 

日々新卒の学生の面接をしているのですが

「美容領域」を希望する学生の面接は

僕が一次面接をする事が多いんです。

 

ただ、大概が

「美容院が好きなので」

「美容が好きです」

などの、割とうすーぺらい理由が多いんです。

でもこれは仕方ないです。

学生は悪くありません。

 

中小企業の当社の説明会を受けて、

いろいろな企業の面接や説明会に

行ったりしながら2回目の来社ですからね?

会社の理解や志望動機なんか

固まっていなくて当然ですよ。

(私も就職活動時、志望動機なんて

ググったりしてましたから)

 

だから面接というよりは

淡々と業界の事や仕事内容の事を教えてあげて

見込みがありそうだったら

2次面接にあげるわけです。

 

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今回もそんな感じかなと

思っていたら、今回は違った!

会話の中身をかいつまんで要約して書きます。

 

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学生「私は美容業界を志望しています」

私 「どうして?」

学生「私は子供の頃から美容師になりたかったんです、理由は中高体育会系の部活に所属しており、厳しい練習の日々に明け暮れていたのですが、そんな私を数ヶ月に一度癒してくれたのが美容院だったのです。

髪型が変わると明るくなれる、部活も頑張れる!

だから美容師を目指していたのですが、結局は大学進学しました」

私「どうして?」

学生「美容業界の労働環境の厳しさを知ったのと、周りの大人に反対されたのが大きいです。ただ就職活動のタイミングで、やはり美容業界に携わって美容業界に入りたい成り手を増やしたい。そういう想いがより強くなりました」

私「どういう事でしょうか?」

学生「美容業界ではサロンは増え続けているのに、成り手が減っています。私自身も進路選択時に美容師になりたい。と言ったときに、周りの大人は美容師をどこか下に見るような感じだったのを覚えています。美容師という職業は人の外見を変えて気分を変える事のできる素晴らしい職業なのに!だから私は労働環境を改善したり美容業界の成り手が増えるような、私と同じような思いをして美容師を諦める事がないような業界にしたいんです、それを仕事にしたいと思っています」

私「メーカーとかデイーラーさん等、他の職種じゃダメなの?」

学生「もちろん、説明会にも行きました。ただ、どうしても有形(モノ)ありきの商売ですと、美容師さんが使う商材や薬剤を通じて美容師さんへ価値提供はできると思うのですが、私の解決したい『成り手が増える・美容業界に行きたい人が増える』という事は、もう少し根本的な働き方や労働環境を変えたりしないと実現できなそうだと感じました、だから人材やPRをフィールドにしている御社のような広告代理店であれば解決できる幅も広いと感じ志望しました」

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ここからまだまだ話は続いて

面接は80分にも及んだのですが💧

 

いかがでしょうか??

 

私は過去面接してきた学生の中でも

ピカイチで感動してしまいました。

それは何故か??※私なりの解釈

 

①自己分析ができている

これは大きい。

自己分析というのは「過去・現在・未来」の時間軸で

つながっていなければならない。

というのが私の持論なのですが

 

<過去>

美容院によって自分の価値観が変わった体験(事実)

<現在>

その想いを捨てきれずに憧れだけでなく

美容業界の現状(店舗増加・人材不足)を理解し、

労働環境の改善という問題意識を明確にもち、

それを変えられるハコ(会社)を探している

<未来>

入った会社で美容師を憧れの職業に

成り手を増やすような支援をしていきたい。

自分のように夢をあきらめない若手を

増やさないために。

 

この3軸に筋が通っていると

話に真実味が出てきて

納得させられてしまうんですよね。

これできている学生さんほとんどいないんですよ。

特に「美容」という身近な存在だからこそ

なんですよね。

 

②業界研究が出来ている

この学生さんは、自分がしたい事がどこで実現できるか。を自分の足を使って説明会などの実体験を踏まえて意思決定しています。

「だから御社なんです」に説得力が出ます。

 

ここまで素晴らしい学生さんに出会った自分としては

美容業界の素晴らしさを

語らずにはいられませんでした。

ここも長文になるので要約します^^;

 

①日本人の「美」に対する意識・素晴しさ

私は、2008年入社なのでリーマンショックをもろに受けた世代です。人材領域が大打撃を受けているのに対して「美容領域」は

ほぼ影響がなかったのです。

 

なぜか?

 

これは私の仮説込みですが

髪を切る・ネイルをする・エステ等の

美容領域に対する

日本人の美意識そのものが高く

尊いものだと考えているのではないか。

だから、お金がなく不景気になっても

「削るべき」所ではない。

景気は悪くても

綺麗でいたい・かっこよくありたい。

そんな国民性を象徴するシーンだと

私は勝手に感じています。

 

現在進行中の「コロナショック」も

極端にサロンに行く人が

減っているという声は聞きません。

飲食店は壊滅的なのに。

冷静に厳密に考えたら、美容院と飲食店の

リスクってさほど差がないと思うんですよね。

でも、日本人はサロンに行く。ここに

私は美容というジャンルの素晴らしさと共に

その業界に対して支援ができている事に

誇りを感じます。改めてそんな素晴らしい業界の成り手を増やす事ができる仕事だよ。

と伝えました。

 

②感情がある限りテクノロジーにとって

変えられる事はない

①で挙げた理由は「日本人の国民性」と共に

感情部分も大きく

影響していると思っています。

 

「今日はどんな髪型にしようかな♪」

「恋人にふられたからバッサリいきます!」

「結婚式があるのでエステに来たんです」

「デート前にネイルしにいきました」

 

などなど、サロンに行く時には

様々な感情があります。

この感情に寄り添う事ができる職業だからこそ

AIが入ってくる事はない。

仮に、『前回と同じ髪型にできるヘルメット』が

開発されても誰も被らないと思う。

なぜなら前回と全く同じ髪型にしたい人でも

そこには僅かなこだわりで前髪を少し前回よりか短くしたり、感情のある人=美容師からの新たな提案もある。だから皆、美容院に行く。

ワクワクする感情を楽しむために。

 

効率化・時短とある意味真逆にあるのだ。

 

どう?改めて美容業界っておもしろくない?

美容師って凄くない?

 

(学生が)自分の美容への道をここまで

肯定してくれる人は今までいなかったのか

更に美容という道の素晴しさを再認識したのか

学生の目は少し涙ぐんでキラキラしてました。

 

自分の考えは間違っていなかった。

そう学生が思ってくれたのなら僕も嬉しいです。

 

もう3月19日だ。日付超えてますね。

それではおやすみなさい!