【結論から先に言おう】
なぜそれが大事か、お話しします。
「結論から先に言ってくれない?」
こんな会話、仕事の日常シーンでも上司から言われた事がある方も多いのでは?
これなんでかちゃんと説明できる人います?
これを少しご説明します。
商談や友達やお客様に伝えたい事があった場合
冒頭で結論を伝える事が大事です。
これはそんなの分かっているよ、やっているよ。
「先ずは分かりやすくプレゼンを伝える意味でそうするんでしょ」
だと思うのですが、今回は心理学的側面から解説します。
人間は未知な状態に遭遇すると
緊張状態が高まって集中力が増すと言われています。
これをツイガルニク効果と言います。
人は達成できた事柄よりも、達成することができなかった事柄や中断している事柄のほうを強く覚えている、という現象とも言い換えられます。
詳しい解説は下記リンクをご確認ください。
ツァイガルニク効果とは? 中途半端な『〇〇』が気になる心理現象を解説! | ビジネス成功脳のすべて
※TVで「続きはCMの後で」等が分かりやすいと思いますが
未知の状態にされると、「どうなるの?!」
無料のマンガを見ていて続きが有料でついつい課金してしまったり
そんな状況の事を指します。
ただ、いきなり結論を伝えても相手は理解できません。
「ん?何のこと?どういう事?どういう意味?」
こうなります。ただこれが狙いです。
つまり理解できない=未解決な状態になり
極限状態になる事で集中して聞こうとする心理状態になります。
ここで大事なのは相手を惹きつける結論を言う事が大事です。
・良い企画ができました
・あなたに似合う髪型を提案します
のように抽象的な事ではなく
・〇〇さんにピッタリな企画ができました!
・〇〇さんには▪️▪️のような髪型が似合うと思います。
等のように伝え、相手に対して
「お?何?気になる。聞かせて」という心理状態にして
未知な状態にしつつ、相手の集中力を高める事ができると
いつも以上に相手は自分の話を聞いてくれるようになります。
ポイントは冒頭で相手の興味関心を惹きつけ
これから話そうとする話に対して集中力を高めてもらう事です。